フィルムカメラのブログ

一冊の本を書くように

悪く無いんじゃないすか

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6年前に出版した電子書籍を読み返してみた。
今にして思うと、「ここはこうした方が良かったかな」と思う部分もあるけど、僕としては(とても個人的には)、再読に耐えうるとても良い本だなと思った。

昨日、写真がまだ手元に無いものの撮った時の情景を思い出しながら文章を紡いでいき、ひとまず20ページくらいまでは進んだ。

6年前のその本の「おわりに」の部分に、僕が書いていた文章は、6年たった今になっても結局根っこの部分は変わっていないんだなと、とても納得のいくことを書いていたので、そこを抜粋。

僕は家族写真という最も身近なテーマで写真を撮り続けていて、どこの家庭でもあり得ることを自分なりに撮って、そこに言葉を乗せるというような形でこの本やブログを書いているんですが、最近思うのは、「僕はどちらかというと文章が先にあって、その上に写真というものが付属しているんだな」ということを感じています。

多くの優れた写真家の作品を見ていると、その写真だけで世の中が変わってしまうような、そんな強烈なメッセージを含んだものを全神経を研ぎ澄ませて撮っているのだろうというのを感じると、そういった能力はもちろん、一枚の写真だけでどうにか何かを表現したいという情熱のようなものは、恐らく僕の中には含まれていないのだろうと思うのです。

その為に写真を撮るときも、その構図がどうだとか決定的瞬間がどうだとかといったものには正直なところ興味が無く、ぱっと情景を見て先に文章があって、それを更に上手く端的に表現する為の道具として、僕は恐らくカメラというものを使っているようなのです。

基本的にこの考えは全く変わっていません。
写真を撮るときにまず最初に文章が出てきて、そこの補足みたいな感じで僕は変わらず写真を撮っているんだなぁと思います。

きっと今書いている本も、僕としては良い本に仕上がるはず。
無料で公開する予定ですので、手に取って、というのはちょっと違うか。えーと、読んで頂けたら嬉しいです。